キシロカインショック - さとかよダイアリー

ある日突然大事な人がガンと言われたら…バスケを愛する3姉妹の母のブログ

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キシロカインショック

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先週の土曜日に、ずっと気になっていた背中の脂肪腫を切除する日帰りのオペを行ないました。

背部腫瘤切除。

すごい名前ですが、入院もなくオペ後すぐに帰宅出来るもの。

・・・と思っていました。

ところが、思いのほか大変で・・・。

外来の処置室に入り、先生から「歯を抜いたことありますか?」と尋ねられました。

私:「はい、親知らずを4本抜いたことがあります。」

先生:「その時に気分悪くなったりしませんでしたか?」

私:「大丈夫でした」

先生:「歯医者さんでも使う局部麻酔 をしてやりますね」

チク、ちくっ、ちく・・・

とオペははじまりました。

すると、だんだん気持ち悪くなってきて・・・

先生が何度も丁寧に「痛みはないですか?」と進めてくれる中、

気持ちが悪いんですが・・・と私。

みるみる冷や汗をかき、どんどん気分が悪くなる私。

どうやら麻酔が合わなかったようでショック状態になっていたそうです。

先生も看護師さんも慌てて、血圧や脈拍を測り、点滴をうつ準備。

それから何個かの注射。

脈拍30まで下がり、徐脈って言ってたかな~~血圧も上60下40くらいだったようで。

少ししたら私、意識を失っていたようで、中学校の集会で貧血で倒れたときみたいに
気付いたら、周りで私を呼ぶ声。

一瞬、どこで何をしていたのか考えて、でも分からず、呼びかけには一応返事をして、
それから、「あ~~気分悪くなって気を失ったんだ」と思いました。

そのあと、麻酔が切れかかるまで、先生は大急ぎで脂肪腫を取ってくださいました。

それか ら気分が戻るまでしばらくの間、点滴をして回復してから帰宅しました。

こんなことになるなんて夢にも思っておらず、三女も連れて行っていましたが
お昼時なのもあり、絵本を読みながら待合室で勝手に昼寝をしていた三女。

掃除のおばちゃんが、いい子にしていたね~とお菓子をくれました。

お友達は、上の娘が鍵がかかって家に入れないので、病院まで取りに来てくれて・・・。

大変な思いをしたけれど、周りの人の優しさを身にしみて感じました。

先生には、「***さんが若くて良かったよ。お年寄りだったらピンチだったよ」なんて
お世辞を言ってくれました(笑)

カルテの一番上に、

「キシロカインショック」と書かれていました。

今度麻酔をかけるようなことがあったら、気を付けないといけないですね。

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