毎週水曜日に地元の「女性センター」で、軽運動室という鏡のあるお部屋でエアロビやコンディショニングのサークルがあり通っています。
昨日は、施設側の「出前出張講座」にでてください、との依頼があり参加してきました。
何をするのかさっぱりわからないで参加したのですが、大変勉強になりました。
まずは、その「女性センター」の役割について。
その施設は、男女共同参画推進に努めていること。
「性による差別なく、男性・女性が平等に暮らせること」ができるように、関係の本を集めた図書館があったり、月に数回カウンセリングや相談が無料で受けられること・・・など活動されているそうです。
女性の出産後の就職率(国ごと集計)や、DVの増加(現在日本人既婚女性の3人に1人が被害にあっているとか)のこと、市内市議会委員の女性の割合(16%)、市内防災対策委員の女性比(なんと0%)など具体的な数値で教えていただきました。
カウンセリングや相談のほぼ半数がドメスティックバイオレンスに関することで、体の暴力だけでなく、言葉や態度(無視し続けるなど)もれっきとしたDVであることというのも知りました。
女性センターを公民館の延長のように考えていましたが、全然違いました。
特に考えされたのは、「東日本大震災での暴力・わいせつ行為」についてのことでした。
報道では、このことに関して一度も聞いたこともありませんでしたし、正直全く考えたことがありませんでした。
阪神淡路大震災・新潟中越地震の時も問題になってはいたそうですが、その教訓が活かされていないそうです。
中年の女性が「家族に迷惑をかけるので警察にも届けられなかった」とか「幼い女の子がターゲットになった」なんて許せない話ですよね。授乳中の母親がつい立てが欲しいと言っても叶わなかったり、着替えは布団の中で・・・。トイレに扉がない・・・。なんてこともあったそうです。
鶴ヶ島市にもし地震が来て、もし非難しなければいけなくなったら・・・!?今の防災対策委員さんは男性ばかり・・・。やはり、女性の職員さんも配置して欲しいものです。
女性センターの職員さんは、とにかく「こういうことがあるという事実を知って欲しい・広めて欲しい」とおっしゃっていました。
少しでも知っていただく機会になればと思い今日はこのことについて書いてみました。
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